鎮静剤での胃カメラは怖くない!初めての胃カメラ検査レポ

今日は初めて、胃カメラを受けてきました。

鎮静剤を使った経口での胃カメラです。

 

検査が決まってから1週間ほど不安で、食欲がなくなってしまうほど心配性な私でも、安心して受けることができました。

 

胃カメラが不安な方に少しでも安心してもらえるよう体験談をご紹介します。

 

 

●はじめに

  ○胃カメラを受けることになった理由

  ○胃カメラ検査の注意事項(前日)

  ○胃カメラ検査の手順(当日)

  ○胃カメラの結果と感想

  ○まとめ

 

胃カメラを受けることになった理由

吐き気が時々あり、仕事中に辛くなってしまうことがあったため、胃に異常がないか見てもらいたかったからです。

「鎮静剤が効かなかったらどうしよう。苦しかったらどうしよう。」と不安だったので、検査への不安をなくしたい、という院長のメッセージがある病院を選び、予約してみました。

 

胃カメラ検査の注意事項(前日)

胃の中に食べ物が残っていると、正確に検査ができません。そのため、21時までに食事を済ませます。時々消化の良い食べ物を食べましょう、という記載のあるサイトを見ることもありますが、食事内容に特に制限はないようです。

お薬を飲んで良いかどうかは、事前にお医者さんに相談してください。

21時以降はお水またはお茶のみ飲んでも大丈夫です。

 

胃カメラ検査の手順(当日)

・飲食について

当日は絶食です。心臓のお薬、血圧降下剤、安定剤、前立腺肥大のお薬があれば朝6時までに飲みます。少量のお水かお茶であれば検査の1時間前までなら飲んでもいいそうです。

 

・当日の流れについて

1.血圧を測る

2.胃カメラに関する簡単な問診を受ける。

アレルギーの可否、これまでの病歴など

3.消化器内視鏡同意書にサインをする

検査の前処置、全投薬に関する同意書

-胃腸の動きを抑える注射により、前立腺肥大、緑内障、心疾患を悪化させる場合がある

-胃内視鏡に用いる喉の局所麻酔はアナフィラキシーショックを起こす場合がある

-検査を楽にする為の鎮静剤、鎮痛剤の注射は呼吸抑制を起こす場合がある

検査中の処置の際に起こりうる合併症とその対応に関する同意

-病変部位に色素を散布し、病変を明瞭にして診断の助けとする

-鎮静剤により0.5%の人が1人で帰宅困難な場合があるため、緊急連絡先の記入と、検査当日の連絡可能な方の確保をする

4.胃を綺麗に見えるようにする飲み物を飲む(消泡剤)

紙コップの半分くらい。味はバナナ味で、意外と美味しくて、ゴクゴク飲めました。

5.診察室に入り、麻酔のスプレーをのどにためる

麻酔のスプレーを口の中に入れて、

6.マウスピースをはめる

7.鎮静剤を入れる

マウスピースをかけたぐらいから不安になり、少し過呼吸になっていたが(大袈裟...)、看護師さんが優しく声をかけてくれる。

緊張していても、鎮静剤を入れてから1分後ぐらいには、もう眠っていたでしょうか。いつ眠ったかすら覚えていないです。

 

7.検査

検査中のことは何も覚えていません。検査が終わってからも、どこで起きて、どのように先生の診察室へ行ったのかあまり覚えていません。恐らく検査自体は10時20分頃に終わったと思われるのですが、起きたのは11時30分でした。1時間ほど眠っていたようです。

8.検査の結果を聞く

検査結果は、胃が全然動いていないので、運動すること・ストレス発散・よく噛むことを意識してくださいと言われました。

それから3mmほどの胃粘膜下腫瘍というものが見つかりました。腫瘍と聞いて驚いたのですが、今すぐ治療をする必要は特になく、1年後、経過観察していきましょうとのことでした。

9.帰宅

検査後にしっかり眠ってしまったからか、帰宅時にふらつきやめまいなどは全くなかったです。

 

 

胃カメラの結果と感想

-鎮静剤での胃カメラは本当に楽だった

鎮静剤で眠っていたので、苦痛や違和感は何も感じませんでした。鎮静剤の量はある程度調整できるそうなので、抗うつ剤や安定剤を飲んでいる人は聞きづらいとのことで、不安な人はお医者さんに相談してみると良いかもしれません。

 

-良い病院で、不安なく検査を受けれた

検査を受ける前に、色々な病院のホームページを調べました。初めてで不安な方は、患者さんの不安な気持ちに寄り添うようなメッセージがのっている病院へ行くと、安心かなと思います。

 

私が検査をした病院の院長は、元々大きな病院で、胃がんなどの治療を行うお医者さんでした。治療をする中で、がんで亡くなる方や、その家族の辛そうな様子を見て、がんにそもそもならない人を増やしたいと思ったそうです。検査へのハードルを下げたい、検査への不安を取り除きたいという、強い想いを持ってらっしゃいます。

 

検査の時は事務的な対応の病院が多いイメージなのですが、検査前には、不安を和らげるように声をかけてくれました。

 

先生「注射苦手だったりしませんか?大丈夫ですか〜?」

 

「口からではなく鼻からのカメラにできませんか?」

先生「鼻からだと時間がかかってしまうし、鼻腔が細く通らないことがありますし、寝てしまうのでどちらにしても気づかないので、口からの方が楽だと思いますよ。」

 

「鎮静剤が効かないことがないか不安です。」

先生「鎮静剤で眠ったのを確認してから検査するので大丈夫ですよ〜。もし効かなかったら、手を振って教えてくださいね。」

 

「安定剤と抗うつ剤を飲んでいるので鎮静剤が効かないか不安です。」

先生「鎮静剤が効きづらい可能性があるので、通常の3倍の量を入れておきますね。」

 

こんな風に優しく接してもらえると、安心して検査を受けられますね。

 

-検査が怖くて受けられないのはもったいない

検査前に色々とネットで調べてしまうぐらい、心配性な私でも問題なく検査を受けれたので、ぜひ安心して病院に行ってみてください。

怖くて検査を受けられず、病気が進行してしまったら、その方がもっと怖いですよね。

 

○まとめ

鎮静剤での胃の内視鏡検査は本当に寝てる間に終わってしまいました。

胃の検査をするのであれば、胃カメラは細かい異常を発見しやすいそうです。これなら毎年の検査も問題なく受けられそうです。