ひょうそが治るまで大変だった2週間

指の先が腫れて痛い!そんな方はひょうそかもしれません。

 

私も2度なったことがありますが

1度目は数日で治り、2度目は何度もお医者さんに通って2週間かけて治しました。

 

2回目はあまりに長引いて治るのか不安だったので、そんな方に向けてこの記事を書くことにしました。

 

ひょう疽の原因

菌が指の中に入り込み腫れます。通常、ささくれができてもひょう疽になることは稀ですが、疲れていて免疫力が下がったりするとひょう疽になりやすくなります。

私も2度目は仕事で疲れていて免疫力が下がっていたのでなかなか治らなかったと考えています。

 

<ひょう疽にならないため

または悪化しないためにできること>

・よく寝て食べて休んで免疫力を下げない

・早めに病院に行って抗生剤で治す

 

<ひょう疽の発症から治るまでの流れ>

1日目〜4日目

腫れているものの痛みはさほど気にならない。

今思えばこの時に病院に行って抗生剤をもらっておけば、あとがもっと楽だったかも。

痛みと腫れが強くなってきたときは、膿をだせば楽になるだろうと思い、針をさしてみた。ただ膿は溜まっていなかったらしく、ただただ痛かっただけ。

 

5日目

だんだん痛みと腫れが強くなり皮膚科へ。

菌をおさえる、抗生剤をもらう。『後日、膿が溜まってきたら薬があってないかもしれないので再度来院するように』と言われる。

 

9日目

抗生剤を飲むものの腫れと痛みの程度は強いままなので、再度皮膚科へ。膿がたまっていないか確認するためにも切開することになる。

小さく浅い切開なので痛くないと言われたが、とにかく麻酔の注射が痛かった。

結局膿は溜まっていなかったので、別の抗生剤をもらって菌をたたくことになる。

病院をでてからは切開の部分が半日ほどジンジン痛かった。大事な用事を入れてなくてよかった...。

 

10日目

抗生剤を飲んだ翌日から下痢が何度もでる。腸にいる善玉菌まで殺してしまい下痢になるらしい。皮膚科に連絡すると、『すぐに抗生剤を変えると耐性ができてしまう。整腸剤(ミヤBM錠)をだすので、いまの抗生剤を続けてください。』と言われる。先生の言う通り抗生剤を続ける。

 

11日目

整腸剤を飲んでも下痢が止まらない。夕方寒気がしたあとに、38度近くまで急激に熱が上がり倦怠感も強くなる。

皮膚科に連絡すると、熱の症状は薬の副作用ではないので内科に行くように言われる。

 

内科に行くと『下痢をなんどもしたせいで腸が過敏になり発熱した恐れがある』とのこと。発熱は一過性のものだったようで、発熱から2時間後には36度台まで下がっていた。

 

『そもそも、下痢がでた時点で抗生剤はやめなければならなかった。いくら整腸剤を飲んでも抗生剤をやめない限り治らない。まずは抗生剤をやめて、腸を休めるために今日と明日は絶食』と言われる。下痢をしながら薬を飲む必要はなかったんだとこの時に知る。

 

12日目

絶食していたので下痢は1-2度のみ。脱水にならないよう電解質500mlを含む水分2リットルをとる。

皮膚科に行くと、『新しい抗生剤を飲むのは、腸の状態が悪い時にはリスキーなので、一度抗生剤なしで様子を見ましょう。また腫れてきたら、2,3日後なら腸の状態も良くなっているので抗生剤を再度始めましょう』とのこと。

 

13日目

少しだけ痛みと腫れがおさまる。

腫れがおさまった分、余った皮膚が水膨れのようになってはがれはじめる。

 

14日目

腫れがほぼなくなる。余った皮膚がはがれる。

結局膿は一度もでていない。

 

熱や痛み、腫れがあって大変だったが、これまでのことが嘘だったかのように、最後の2日間で急に治った。


<まとめ>

ひょう疽は、薬を飲まなくても数日で勝手に治ることもあれば、薬でもなかなか治らず長引くことがあります。

早く治すためには、早めに皮膚科で抗生剤をもらうのが良いと思います。